HSP

Webライターで自由に稼ぐ

HSPの人はWebライターに向いてる?半年やってみて感じたこと

HSP(繊細さん)って、とにかく毎日疲れませんか…?

パート勤めの頃の私はと言うと、それはもうヤバかったですね。苦笑

息子登園渋り⇒パートに遅刻するなんてもっての他!極度にまわりの目が気になる…

息子発熱⇒パートへの「休みませてください」の電話1本かけるのに緊張しすぎて呼吸困難…

パート出勤⇒銀行業務でミスなんて許されない!常に緊張、精神持たない…

昼休憩⇒パート同士の雑談、苦痛すぎて休めない…

帰宅⇒子ども達なぜか不機嫌⇒自分にも伝染⇒発狂!!

思い返すと悲惨ですね。泣

 

色々あって、未経験からWebライターを始め、現在はフリーランスとして自由に働いています。

半年Webライターをやってみて感じたのは、【HSPにはWebライターが向いてる】ということ。

でも、注意して欲しいのは、WebライターにもHSPが苦手とする業務があるということです。

 

今回は、経験をもとに

「HSPで悩んでるけど、Webライターってどうなの?」
「HSPでもWebライターで稼げるの?」

という疑問にお答えします。

Webライターに興味があるHSPさんのお役に立てればと思います!

 

HSPとは?

HSPとは?

HSP(Highly Sensitive Person)は、簡単に言うと「とても繊細な人」。5人に1人がHSPだと言われています。

最近では田村淳さんが公表したこともあり、「HSP」というワードが浸透してきましたね。

本屋さんにも関連書籍がたくさん並んでいます♪

HSPは病名でも診断名でもなく、心理学の研究で使われている言葉で、「生まれ持った気質」のことを指します。

「気質」だから、HSPの繊細さは変えられないということなんですね。

 

HSPの特徴は?日常生活に影響はあるの?

では、HSPにはどのような特徴があるのでしょうか?

HSPは人の性格ではなく、生まれ持った気質というのがポイントです。

HSPの特徴

  • 外部からの刺激に敏感
  • 人の気持ちを想像するのが得意
  • ストレスをためやすい
  • 人の感情に振り回されやすい
  • 疲れやすい
  • 直観力がある

上記のような特徴があることから、「生きづらい」と感じる人も多いようです。

私も毎日「疲れた…」とヘトヘトになっていました。

自信に満ち溢れていて、ハツラツとしている人が羨ましかったな…。

日常生活では、

  • 他人の顔色が気になって自分の考えを言えない
  • あれこれ考えてしまい、新しいことに挑戦できない
  • 友達との時間も長時間になるとどっと疲れる
  • 周囲の人の機嫌が悪いと、自分が責められているように感じてしまう
  • 小さな刺激が気になり仕事に集中できない

など、普通の人は気にならない事でも刺激となり、精神的に消耗してしまう場合も。

 

HSPチェックリスト

では、実際にあなたがHSPに当てはまるのかチェックしてみましょう。

「自分はこういう気質なんだ」と理解することで、日常生活をより快適に過ごす工夫ができます。

HSPチェックリスト

  1. 他人の気分に左右される
  2. 一度にたくさんのことを頼まれるとイライラする
  3. 大きな音で不快になる
  4. 明るい光や強い匂い、サイレンの音などに圧倒される
  5. 忙しい日々が続くと、刺激の少ない場所に逃げ込みたくなる
  6. 生活に変化があると混乱する
  7. 競争場面や見られていると、いつもの力を発揮できなくなる
  8. 美術や音楽に深く感動する
  9. 豊かな内面生活を送っている

上記は、エレイン・アーロン博士のHSPチェックリストで、当てはまる数が多いほどHSPの気質が強いとのこと。

「行事のあとご飯一緒に食べるのしんどい、帰りたいかも…」
「あの発言ってどういう意味なんだろ…?」
「イヤな思いさせたらどうしよう…。会話するのが怖い…」

毎日そんなことを思っていました。そんな暗い自分がイヤになったりもして。泣

でも、よく考えるとマイナス面ばかりじゃないよね…?

人の気持ちがわかるとか、争いが苦手とか、感動しやすいとか…

平和主義って感じ!

それに、HSPの特徴を生かせる仕事もあります。

Webライターがまさにそうだと感じたので、その理由をまとめました。

 

HSPがWebライターに向いている理由

HSP

 

実際にWebライターを始めて、「どうしてWebライターがこんなにも自分にしっくりきたのか?」を考えてみました。

 

Webライターは人間関係においてのストレスがない

Webライターは、在宅で1人で黙々と仕事ができます。今まであれほど苦痛だった人間関係に悩まされずに済むんです。

上司の顔色をうかがう必要もありませんし、休憩時間に同僚と雑談する必要もありません。仕事相手のクライアントさんとは、直接会って話すこともないです。

Web会議や取材がイヤなら、自分がそういった仕事を選ばなければいいだけの話です。

Webライターを始めて気づいたのは、「私、今まで相当頑張ってたんだな…」ということです。

Webライターを始めて不要になったこと

  • 気を使うメンバーの飲み会への参加
  • 上司の機嫌を損ねない努力
  • 休み時間の雑談に気を使うこと
  • 子どもの状態による遅刻や休みにドキドキすること
  • 無駄にニコニコ愛想よくすること

あれほど辛かった人間関係のストレスがあっという間にゼロになりました!

今までは気を遣いに行っているのか、仕事しに行っているのかわからない状態だったのですが、Webライターを始めてから仕事だけに集中できるように。

仕事の時間も自由なので、遅刻や欠席という概念もなし!

納期はありますが、職場への連絡が不要になっただけで気持ちが全然違います。

人間関係においてストレスを感じやすいHSPの人は、Webライターを仕事にすることで確実にストレスが軽減されます。

 

Webライターは全て自分の責任で自分で決められる

また、HSPの人は「他人がどう感じるかが気になって、自分の考えを言えない」という部分があります。

自分が発言することで周囲にどう影響するか?自分の発言を深堀されるのが苦手…と感じ、「本当はいいアイデアがあるのに発表できなかった」という経験はないでしょうか?

繊細さが仇となり、正当に評価されず悔しい思いをすることも。

しかし、Webライターは個人での仕事です。すべて自分の責任で、自分で決めることができるんです。

「同僚や上司がどう感じるか」を気にせず、自分の考えや意見を記事に反映させられるのはとっても気持ちの良いものです。

クライアントに相談が必要な内容であっても、すべてメールなどでやりとりできます。

正面に立ってプレゼンする必要はありません。

文章だとじっくり時間をかけて考えられるから、発言が苦手な私でも今では堂々とクライアントさんとやり取りできています。

Webライターは、HSPであっても、自分の持っているアイデアや能力を最大限活かせる仕事です。

 

HSPをライターの仕事に活かせる

Webライターの仕事は、簡単に言えば文章を書く仕事で、日本語が書ければ誰でもできます。

記事のクオリティは経験や知識によって差が付きますが、それ以外にもっと大切なことがあるんです。

「読者に寄添う」ということです。

Webで検索する読者は、何らかの悩みや疑問があって記事を読みにきています。

  • どんな気持ちで読んでくれてるのかな?
  • どう書けば伝わりやすいかな?
  • この人はどういう状況に置かれているんだろう?

HSPは、このように読み手の気持ちや状況を自然に考えられます

日常生活で会話するときには、相手の発言をいちいち深く考えてしまうことはとっても疲れますよね。

しかし、Webライターの仕事では、読み手の心情や背景を深く考えることがとてもプラスに働きます

読者に寄添った文章を書くためには、相手の状況を考えることが必要だからです。

ポイント

HSPの繊細さがあれば、SEO記事では相手が欲しい情報を網羅して書けますし、その他の記事でも個性を主張しすぎない優しい文章が書けます。

また、クライアントさんから仕事を引き受ける際にも、HSPの繊細さは役立ちます

  • クライアントが求めていることを理解しやすい
  • メディアの意向を把握できる
  • 1つの指示から自分に求められていることがわかる

Webライターを始めてからたくさんのクライアントさんとお仕事しましたが、HSPの特徴のおかげで感謝されることが多いです。

クライアントさんからの言葉

「こちらの意図を正確に把握していただき感謝しています。」
「求めている以上の内容を記事に反映していただいて助かります!」
「弊社メディアに合った記事を上げていただいてありがとうございます。」

 

このようなお言葉をいただくことが多く、HSPである自分が少し好きになれました。

また、確実に納期を守る誠実さや、一文一文に気を配れる心遣いも武器になります。

他の仕事では、他人の顔色をうかがったり、うまく発言できなかったりと、自分がイヤになるような場面が多くても、WebライターならHSPの特徴をプラスに活かせるのです

 

WebライターにはHSPが苦手とする業務もある

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HSPがWebライターに向いている理由を紹介しましたが、中には苦手とする業務もあることを覚えておくと安心です。

 

HSPが苦手とする業務

  • 仕事を獲得するための営業
  • 修正

HSPは、自分の気持ちを伝えることや、自分をアピールすることが苦手な人が多い傾向にあります。

しかし、Webライターとしてやっていくなら、仕事を獲得するための営業が欠かせません

とは言え、今ではクラウドソーシングサービスを活用することで、応募文を送るだけで仕事を取れます。

求人サイトなどで、企業との直接契約を狙う場合は、Web面談がある場合も。

私は今までWeb面談ゼロ、電話面談1件、他はWeb上ですべて仕事を獲得できています!

また、依頼を受けて納品した記事に修正が入ることも覚悟しておきましょう。

「自分のせいでクライアントさんの手を煩わしてしまった」「自分はライターに向いていないのかも」と落ち込んでしまうかも知れません。

しかし、修正が入るのは当たり前!はじめから完璧な記事を提出することなんて不可能です。

100%の人が通る道なので落ち込む必要はないです。

私も初めは修正の度に落ち込んでいましたが、今では「これでまた1つ成長できる!」という考えに変わりました。

1度指摘を受けたことを次回にしっかり活かせるのもHSPの強みです。

 

HSPがストレスなくWebライターで稼ぐコツ

HSP

HSP(繊細さん)がWebライターの仕事をストレスなく続け、しっかり稼ぐコツがわかってきたので参考までに。

ポイント

  • 納期はゆるめに設定する
  • クライアントさんを大切にする
  • 低単価の案件を引き受け続けない
  • 気が散る場所では仕事しない
  • リフレッシュする時間を意識的に持つ
すべて経験から学んだことです。

真面目な人は、「納期に遅れるなんてもっての他!」ですよね。

私もそうで、仕事をタイトに詰め込みすぎるとしんどくなるんです。

1、2日前にはゴールが見えてなければ不安で仕方ないという感じ…。

なので、急ぎの仕事は仕方ないですが、可能であれば自分のスケジュールと相談して、ゆるめに設定しておくことでストレスなく働けます。

また、縁のあったクライアントさんは大切にしましょう

付き合いが長くなると、あなたのことをよくわかってくれます。

こちらも相手のことがわかるようになるとコミュニケーションが取りやすくなりますよ。

とはいえ、低単価の仕事をいつまでも続ける必要はありません。

HSPの人は断るのが大の苦手ではありますが、しっかり稼ぐためには通らなければいけない道です。

単価アップを期待できない先は丁重にお断りし、どんどん高単価の仕事に挑戦してみましょう!

また、HSPは音や少しの刺激で気が散りやすい特徴があります。

気が散る環境の中での仕事はうまく進みませんし、仕上がりも微妙なんですよね。泣

自分が仕事に集中できる環境を見つけましょう♪

私は家族が同じ部屋にいるだけで無理なので、1人で部屋にこもって仕事しています。

1日中仕事のことを考えてしまいがちですが、意識的にオフを設けてリフレッシュすることも大切です。

長く続けるために、適度に休みながら頑張りたいですね。

 

HSPはWebライターに向いてる

共感力や察知力の高いHSPは、「読者目線での記事作成」をする際にとっても役立ちます

また、人に囲まれることで神経を使ってしまう人には、在宅で自分のペースで仕事ができるという点はとてもメリットになりますよ!

私的には「今までよく頑張った!」「Webライターという仕事を知った自分に乾杯♪」という感じです。笑

HSPの特徴とWebライターはかなりしっくりきます

  • 文章を書くのが苦手
  • パソコンを使うのに抵抗がある
  • リサーチするのが面倒

このような人はもっと他に良い仕事があるかも知れません。

今まで「なんだか毎日疲れる」「繊細な自分がイヤ」「人との会話が苦痛」などと感じながら頑張ってきた人は、Webライターを始めることできっと楽になりますよ。

自分のことも好きになれると思います。

自分のことを大事にしながら自由に働きましょう。

 

 

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